
島嶼基金があることで、はじまる未来
小さな島に眠る、小さな声。
それを「大切な声」としてすくい上げ、
行動へ、仕組みへ、
そして未来へとつないでいくために、
島嶼基金は生まれました。
島を想う人の手で、島の未来をつくっていく——
そんな挑戦を、
寄付や共創の仕組みで応援することで、
「こんなことがあったらいいな」という願いを、
「こんなことができたよ」という実感に
変えていくことができます。
失われゆく風景や、選べなかった選択肢、
消えかけていた歌や、はじまらなかった夢。
その一つひとつに、再び光があたるように。
私たちは、この海域に、
希望の種をまく財団でありたいと願っています。
新しい挑戦の支援
島への想いが込もったチャレンジを、寄付や地域版クラウドファンディングで応援します。誰かの「やってみたい」が、島の未来を動かす原動力に。資金的な支援に加えて、仲間や応援を集めるしくみを整え、ひとつの挑戦が次の挑戦へと広がっていく未来を目指します。小さな島の小さな声が、大きなうねりとなっていく——そんな可能性を信じています。
こんな未来があるかも?
- 海辺の古民家が、地域の高校生たちの手でリノベーションされ、みんなの図書室になる
- 島の素材を使ったクラフトビールが全国にファンを広げ、若者のUターンが増える
- 「島の未来を考える放課後クラブ」から、次世代の起業家が生まれる
未来志向の課題解決
人口減少や高齢化が進むなかでも、島で生きる日常をあきらめない。人が減りゆく社会ではなく、一人ひとりが大切にされる社会へ。そのために、制度や枠組みにとらわれない柔軟な支援を届け、経済合理性だけでは守れない営みを、次の世代へとつなげます。ひとりを支えるという意思が小さな世界をつなぎなおし、未来へ向かう希望へ。
こんな未来があるかも?
- 島と島をつなぐ小さな診療船が、暮らしの安心を運んでくれる
- 島の森で育った木材がカーボンクレジットとして価値を持ち、地域の収入源に
- 使われなくなった学校が、オンライン教育と農業体験を融合した“未来の学び舎”になる
- 小包ドローン輸送で食料などを安心して届けられる
島嶼間のネットワーク構築
ひとつひとつは小さな島でも、手を取り合えばできることがある。私たちがこれまで歩みを続けることができたのは、支えてくれる仲間の存在があったから。学びの共有、事業者同士の協働や、災害時の連携——島々がつながり合うことで、支え合い、育ち合う「共創の海域」が生まれます。同じ海を囲む仲間として、未来をともに描いていきます。
こんな未来があるかも?
- お互いの島を学び合うフィールドワークを開催して海域の仲間ができる
- 複数の島を巡るクリエイターが、子どもたちに表現の楽しさを伝える移動教室
- 災害時、隣の島がすぐに助けに来てくれる「相互支援ネットワーク」が当たり前に
- 小型ヘリで空から楽しむ島の観光と緊急搬送体制の構築
島への想いが巡る場づくり
島に暮らす人も、遠くから想いを寄せる人も、語り合える場があれば、未来はもっと豊かに育っていくはず。小さな島で生まれる挑戦を讃えるアワードや、島に関わる人が夢を語り合うバー、島々の未来を一緒に考える場——関わり方はもっと自由であっていい。想いが循環することで、島とのつながりが日常の中に息づいていきます。
こんな未来があるかも?
- 島を想う人々が集まるスナック「PORT BAR」で夢を語らう
- がんばる島人の物語を届ける取り組みで公民館に人が集う
- 頑張る島人を讃える「シマアワード」が、子どもたちの憧れになる